サルタン王宮の茶室と日本庭園 |
▽道具の詳細
マレーシアのサルタン王宮は、日本の皇室とも交流が深く、人形や甲冑などが贈られ展示してあり、日本庭園と茶室が造られています。庭に群生する笹の葉を大棗に配して、尾張の塗師雅孝氏にお願いして製作したオリジナルの道具です。
平成24年「うみフェスタ尾道」の秋篠宮殿下、紀子妃殿下の浄土寺御成に際し、これと同手の棗(笹ノ葉黒銀大棗)で御献茶差し上げました。
下地に笹の一葉を張り、その上に薄い1枚の和紙を張って葉脈を浮き立たせて、葉脈に沿って金で蒔絵してあります。雅孝氏のとても美しい朱塗に、金の笹葉が非常によくマッチした華やかな作品になりました。新品共箱。ご覧の画像の現品をお送りいたします。
▽作者について
昭和33年愛知県生まれ。 高校卒業後、父・海田宗恵に師事。 現在、東海地方を代表する若手漆芸家として高い評価を得、茶方の塗り物を専門とする。一閑塗、呂色、根来、箔檀塗など漆芸全般をこなす。
▽道具寸法
径74mm×高75mm
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