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▽道具の詳細 遠州七窯、赤膚焼の片口菓子鉢です。 茶陶らしい雅味のある姿にたっぷりとした釉薬が掛けられています。
見込の素地は繊細な轆轤目が見られ、釉の境目は一段と印象的な見所となっています。高台造りは端正ですっきりとしており全体を引き締めて、高台脇に「赤膚 楽斎」とあります。 共箱付、未使用品です。
▽作者について 1958年奈良県大和郡山市に生まれ。祖父五代楽斎に師事し茶陶を志す。日展、日本現代工芸展、奈良県展等に入選・入賞した。以降個展中心に活動する。2006年奈良国立博物館「大和の匠展」出品。春日大社より「春日御土器師」の称号を拝命した。
▽道具寸法 口径235mm×212mm
高91mm
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