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▽道具の詳細 岩国焼は、岩国藩吉川家のお庭焼。元禄十三年京都より陶工を招いて開窯された窯。阿品土を用いて萩焼風のものを焼いたと伝えられています。
岩国焼の中では珍しい建水です。
やや口が広がった形で、底面取、すっきりとした姿の建水です。正面に窯変が表れて、その周囲をカイラギ状に縮んだ白釉が掛かっています。見込や口縁も雰囲気があって面白い建水です。
新品未使用、紙箱が付属します。
ご覧の画像の現品をお送り致します。
▽作者について 山田象陶(やまだしょうとう)
萩焼茶陶坂倉新兵衛氏に師事し、茶陶を製作する。昭和48年、岩国焼の陶土阿品土を発見し、現在の地に吉香窯を開窯、岩国焼を再興した。堀内宗完(兼中斎)宗匠お書付作家。
▽道具寸法
径145mm×高95mm
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