▼道具の詳細 |
日本画家、森谷南人子が描いた慈姑(くわい)の絵が美しい茶碗です。 とても繊細で味わい深い画風で、長閑な雰囲気の茶碗です。 くわいは、「芽が出る」という縁起物で、おせち料理にも用いられる食材です。 胴部に轆轤目が巡り、良いキャンバスになっています。 共箱には「慈姑文抹茶碗」、蓋裏に「南人子絵 ㊞」とあります。 |
▼作者について |
森谷南人子もりたになんじんし(1889-1981) 岡山県笠岡市出身の画家。小野竹喬とともに近代美術史上に燦然たる輝きを残す。日本画、油彩画、創作版画など多岐にわたる。第一回国画創作協会展に選外出品の後、毎年出品を続ける。帝展や心文展に出品する。戦後は尾道に住す。 |
▼寸法 |
口径136mm×高80mm |
▼価格 |
5万円 [税込] |