▼道具の詳細 |
木製本漆の讃岐の工芸漆器、後藤塗の椀五客揃です。 全23工程からなる本格的な漆芸で、外周は漆塗のしっとりとした肌と筋彫りのコントラストが良く出ており、内側は朱漆の自然な色彩が自然に露出して、後藤塗独特の肌合いが生じており、大変味わい深いものがあります。 黒漆の身と蓋の合口から垣間見える口縁の朱が、大変洒落た雰囲気です。 四季折々の茶事での煮物椀の他、炉開きでは、杉箸と黒文字を添えて、ぜんざいをお出ししても喜ばれると思います。 天然木、本漆。新品特価品。 通産大臣指定伝統工芸品、伝統証紙と栞、共箱が付属します。 |
▼作者について |
後藤太平が明治2年に創始した漆塗仕法。旧士族後藤太平は、香川漆器の祖、玉楮象谷と振興があった風流人・漆芸家。後藤塗は、木地から完成まで約23の工程があり、時間をかけて丁寧に塗り上げられていく技法です。昭和51年、国の伝統工芸品に指定されました。 |
▼寸法 |
径117mm×高100mm(蓋をした状態) |
▼価格 |
40,000円[税込] |