▼道具の詳細 |
紅唐紙に福の一字と、内外の小書のある横幅です。 福は内でもなく外でもなく、そのの間に居り、「豆をまいて鬼を外へ出したら、福を招きいれよう。」 といったような解釈でしょうか、禅的な表現と、少し考えてしまうような面白さのある掛物と思います。 紅唐紙の本紙も目を引きます。 牡丹紋の中廻し、一文字と風帯は竹屋町裂、軸先は黒です。 紅唐紙とも相性の良い表具です。 共箱には、「福 内外 紫野 太玄」とあります。 背面の上部(表木のあたり)に若干シミがありますが、表面、本紙は問題ありません。 在庫1点のみ。ご覧の画像の現品をお送り致します。 |
▼作者について |
小林太玄 昭和13年奉天生まれ。昭和36年花園大学卒業。 相国僧堂に掛塔、大津暦堂老師に参禅する。 昭和50年大徳寺塔頭黄梅院20世住職に就任する。 黄梅院は、毛利家・小早川家の菩提寺。 |
▼寸法 |
長119cm×幅66cm |
▼価格 |
60,000円[税込] |