▼道具の詳細 |
茶色がかった橙色の代赭交趾釉を用いた琵琶香合です。 造形もかっちりと出来ておりとても綺麗な作品で、代赭交趾釉は小貫入を伴って、 しっとりと照りのある釉肌となっています。 弦は金彩、音を響かせる半月部分は銀彩、内側は白釉が掛けられています。 琵琶は、インドや中近東などにもその起源が見られ、シルクロードを通じて広く伝わりました。 日本では、正倉院に伝来する琵琶は特に有名で、雅楽や経文を唱える時の伴奏に、また平家物語を語る楽器として用いられました。お茶席を雅な雰囲気にしてくれる香合です。新品特価品、共箱。 |
▼作者について |
京都の茶陶。昭和17年生まれ。 父である初代翠嵐に技術を学び、伝統ある交趾焼の技術に他の要素を加えた作品を作る。 黄、青、紫、緑などの鮮やかな釉薬発色で、亀鶴、宝尽くし、干支、季節の花など 高い技術で定評がある。交趾焼は中村翠嵐の商標登録。 |
▼寸法 |
長117mm×幅53mm 高さ25mm |
▼価格 |
55,000円[税込] |