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▽道具の詳細
而妙斎好の若松大平棗です。
蓋の甲と客付に大小一対の若松、正面から勝手付に三本の若松が金蒔絵されています。黒地に金蒔絵のシンプルな美しさがとても感じ良いです。
蒔絵はやや盛ってある、光の加減で浮き上がって見えるような蒔絵です。蓋の甲も広々として、初釜には好適な目出度い平棗です。
共箱には「而妙斎好 若松蒔絵 大平棗 村田宗覚 印」とあります。棗、共箱とも大変綺麗な状態の特価品です。（定価82,080円）
▽作者について
昭和28年生まれ。加賀蒔絵師表正則に師事。古来からの製法の充実と利休形の寸法にこだわる。様々な技法の研究と写物の本歌の忠実な再現を目指す。作品は、茶器、棚、炉縁、懐石道具などの茶道具が中心。
▽道具寸法
径85ｍｍ×高60ｍｍ
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