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▽道具の詳細
お席にとても華やかな印象を添える綺麗な手焙りです。緑釉の地に白い椿の花がとても良く映えており、それぞれの色彩も洗練されたものです。
形は、茶席の手焙りの伝統的なもので達磨形です。袈裟を着たような姿です。脇に竹軒の陶印が捺されています。時代相応に若干の使用感がありますが、すっきりとした印象の良い手焙りです。共箱蓋甲に「緑釉椿花紋手焙」とあります。
▽作者について
京焼名家三浦家。初代竹泉の三男。二代の早世により三代を襲名し、二代の子(四代竹泉)を後見した後、僅か数年で代を譲る。後に一家を建て、竹軒と号して作陶を続けた。
▽道具寸法
径195mm×高250mm
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