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「陣幕久五郎茶会」リポート
新緑と薫風の茶会
五月、尾道水道から爽やかな潮風が吹く清浄山・光明寺に於いて、第二回陣幕久五郎茶会が開催されました。光明寺は風光明美な古刹で、江戸後期尾道より出た横綱「陣幕久五郎」の菩提寺でもあります。陣幕茶会は、地元の有志の方々のご協力の下、文化行事として尾道市、尾道市教育委員会、尾道商工会議所の後援を頂いています。

法要と供茶式
午前8時半、御藤良基住職による法要と主菓子とお抹茶をお供えする供茶式が執り行われました。早朝にもかかわらず、たくさんの方にご参加頂きました。

相撲甚句
法要のあと、尾道陣幕久五郎会・村上隆一門の皆様による相撲甚句が本堂で奉納されました。陣幕茶会の為に特別に準備された相撲甚句は「あ~どすこい~どすこい」という掛け声と拍子木に合わせて歌い上げられました。本堂の他に、境内の墓前でも奉納されました。甚句(歌詞)も配分され、皆さまに大変喜ばれました。
本堂での相撲甚句 墓前で奉納される村上隆氏 本堂からご覧になるお客様

薄茶席 本堂
本堂の薄茶席は速水流三友会が担当されました。本堂の約二十畳をお茶席に設えています。お席にいながら、相撲甚句の歌声が聞こえるなど、とても好評でした。お菓子は金箔を散らした「金星上用」です。
茶碗を拝見されるお客様

薄茶席 客殿大広間
客殿大広間では、光明寺亀息会による薄茶席が設けられました。亀息会は、裏庭の池に遊ぶ亀や茶室「亀息庵(きそくあん)」に因むものです。お席ではお道具の他に光明寺の歴史や陣幕久五郎のお話しも聞く事が出来ました。

練切「青楓」

展観席
客殿上座の床には、寺宝「陣幕久五郎御掛軸」が展観されました。久五郎翁七十二歳の時のもので大きな手形が捺され、自作の句が詠まれています。「受けながら 風の押す手を 柳かな」は「負けず屋」と呼ばれた大横綱の相撲の極意だったと伝えられています。

点心席
文化部による点心席は裏庭を眺めながら、ゆっくり昼食を楽しんで頂けるよう工夫されています。点心は横綱に因んで、ちゃんこ鍋を茶席用にアレンジしたものです。ちゃんこの具をさっぱりとした特製ポン酢に浸けてお召し上がり下さい。二段重でヴォリュームも満点です。 ちゃんこ点心



お客様の声 (多くのお客様にご感想を頂きました。一部をご紹介致します)
「第一回に続き、今回も楽しみにして来ました。とても気持ちの良い一日でした」 (尾道市)
「どのお席も趣向がこらしてあって楽しめました」 (福山市)
「相撲甚句が素晴らしかったです。お菓子も美味しかったです」 (尾道市)
「岡山より参りました。とても素敵なお茶会でした。来年も楽しみにしています」 (岡山市)
「たまたま尾道観光していて相撲甚句が聞けました。次回はお茶券を求めて参加したいです」(愛媛県)
「足の具合が良くないのですが会の皆さまがとても親切にして下さいました」 (尾道市)
「点心席のちゃんこ弁当がとても美味しかったし、楽しかったです」 (広島市)

陣幕茶会事務局より
お陰さまで第二回も大盛況の中に終了致しました。来年第三回も皆さまに喜ばれるようなお茶会となるよう努力して参りますので、今後とも陣幕久五郎茶会をよろしくお願い申し上げます。   事務局長 (有)越中屋 檀上博厚


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