
お釈迦様に金箔を貼る参拝者
|
▽道具の詳細
ミャンマーにあるマハムニ寺院には、釈迦如来像の大仏が安置されています。この大仏はお釈迦様存命中に姿を象ったと伝えられ、約2500年の歴史を重ね現存しています。参拝者は境内で金箔を求め、功徳の為に大仏様に貼り付けて感謝の意を伝えます。
ビルマ戦没者慰霊供茶式に参加した時、マンダレーのマハムニ寺院で求めた金箔を、繊細な技で知られる宗廣氏にお願いして製作した弊社オリジナルの道具です。
とても繊細で薄作りの黒一閑張の伝統的な棗に、マハムニ寺のお釈迦様に張るための金箔が、切箔松葉と金砂子になって上品に配置されています。
客と亭主、茶の湯の道の延年を祈願する気持ちで製作しました。新品、共箱。ご覧の画像の現品をお送りいたします。
▽作者について
加賀蒔絵の漆芸作家として30余年活躍。茶器を専門に製作する。繊細な作風で人気が高い。
▽道具寸法
径75mm×高76mm
|