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▽道具の詳細
すっきりと、涼しげな雰囲気の刷毛三島茶碗です。
外周は太く勢いのある刷毛目が巡り、それに重なるように透明釉がなだれ、溜まってとても感じの良い景色を産んでいます。
見込には花三島、暦手が白土象嵌されて、とても清々しい印象です。すっきりとした形も良く、竹節高台は力強さがあります。高台には指跡も残るなど、李朝時代に忠実な作風です。高台脇に「申」の彫銘があります。共箱。
▽作者について
1947年韓国ソウル生。弘益大学校産業美術大学院修士課程卒業。弘益大学教授、美術大学学長、弘益大学校産業美術大学院院長、世界陶磁器博覧会財団の顧問委員などを歴任。現代韓国陶磁器の第一人者でもある。
▽道具寸法
径157mm×高55mm
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